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猫背・肩こり・腰痛が気になる人へ|ヨガやピラティスをしても姿勢が変わらない理由

  • 8月9日
  • 読了時間: 7分

ヨガやピラティスを始めたのに肩こりがなくならない

「猫背を改善したくてピラティスを始めました」

「肩こりがひどいからヨガに通っています」

「腰痛予防のために筋トレをしています」

サロンでも、こうしたお話をよく伺います。とても良い習慣です。体を動かすことは、長時間同じ姿勢になりやすい現代人にとって重要です。


ところが、半年以上ピラティスをしているのに猫背が気になる。ヨガの後は楽だけれど、翌日仕事をすると肩こりが戻る。筋トレを始めてから、逆に腰が張る。

そんな方もいます。なぜでしょうか。


答えは、「運動すること」と「体が正しく動けること」は同じではないからです。



猫背は「筋力不足」だけではありません

猫背を見ると、「背中の筋肉が弱い」「腹筋がない」と考えがちです。確かに筋力は姿勢を支える要素の一つです。しかし猫背の人すべてが筋力不足というわけではありません。


例えば、長時間のデスクワーク。毎日8時間、背中を丸めてパソコンを見る。通勤中はスマホを見る。帰宅後もソファでスマホを見る。こうした生活では、筋力以前に「同じ姿勢でいる時間」が非常に長くなります。


既存記事でも、長時間の同じ姿勢、猫背、運動不足、パソコンやスマホなどが慢性的な肩こりにつながりやすい生活習慣として挙げられています。


つまり必要なのは、単純に「もっと鍛える」ことではなく、固まっている部分を動かせるようにすることかもしれません。


ヨガと姿勢改善の関係

ヨガでは、体を伸ばす。ひねる。呼吸する。バランスを取る。といったさまざまな動きを行います。日常生活では使わない方向へ体を動かせるため、デスクワーク中心の方にとって非常に良い運動になります。


特に呼吸を意識しながら動く点は、猫背や肩こりが気になる方にとって大きなメリットです。一方で、柔軟性には個人差があります。「先生と同じポーズを取らなければ」と無理をすると、本来動かしたい部分ではなく別の関節で動きを補ってしまうことがあります。


ヨガは、柔らかさを競うものではありません。自分の現在の可動域を知り、その範囲で丁寧に動くことが大切です。


ピラティスと姿勢改善の関係

ピラティスは姿勢改善を目的として始める方が非常に多い運動です。体幹を意識しながら動くため、

猫背、反り腰、巻き肩などが気になる方にも人気があります。


特に「自分の体をどう動かしているのか」を意識できることは大きなメリットです。ただし、ここでも大切なのが可動域です。


例えば胸椎が動きにくい人が上半身を反らそうとすると、腰椎を必要以上に反ってしまうことがあります。すると、「姿勢改善のために始めたのに腰が疲れる」ということが起こります。これはピラティスが悪いのではありません。今の体が、その動きをどこで代償しているのかを見る必要があるということです。


肩こりがある人は「肩を使いすぎている」可能性も

肩こりがあると、肩が弱い。もっと鍛えなければ。と思うかもしれません。


ところが実際には、肩を使わなさすぎているのではなく、肩だけを使いすぎているケースがあります。

背骨が動かない。肩甲骨が動きにくい。すると腕を上げるたびに肩関節が必要以上に頑張ります。その状態でヨガや筋トレを行えば、さらに肩へ負担がかかることがあります。


肩こりがあるから肩を見る。それだけではなく、背骨は動いているか。肩甲骨は動いているか。呼吸はできているか。まで確認することが重要です。


猫背と腰痛が同時に起こる理由

「肩こりと腰痛、両方あります」という方は珍しくありません。これは不思議なことではありません。


背骨は、頸椎↓胸椎↓腰椎と連続しています。例えば胸椎の動きが小さくなると、その分を首や腰が補うことがあります。


上半身を反るとき。体をひねるとき。腕を上げるとき。本来は複数の関節で分担する動きを、一部分だけで行うことになります。


その結果、首が疲れる。肩がこる。腰が張る。と複数の悩みが同時に現れることがあります。だから肩こりと腰痛を別々に考えすぎないことも大切です。


ストレッチを毎日しているのに戻るのはなぜ?

ストレッチはセルフケアとして非常に取り入れやすい方法です。既存記事でも、首・肩のストレッチや肩甲骨の運動は自宅で取り入れやすい方法として紹介されています。 それでも、「毎日1時間ストレッチしているのに肩こりがある」という方がいます。


ここで確認したいのが、残りの23時間です。朝60分ストレッチをしても、その後8時間パソコンの前で動かなければ、体はまた同じ姿勢へ戻りやすくなります。


だからセルフケアでは、一度に30分頑張るより、1時間に一度立つ。肩を回す。深呼吸する。少し歩く。など、日常生活の中で動く回数を増やす考え方も重要です。


ヨガとピラティス、猫背にはどちらがおすすめ?

これは非常によく聞かれる質問ですが、一概にどちらが優れているとは言えません。ヨガには、柔軟性や呼吸、心身のリラックスを意識しやすい特徴があります。


ピラティスには、体幹や姿勢、動きのコントロールを意識しやすい特徴があります。重要なのは種目名ではなく、今の自分の体に必要なものは何かです。


硬さが強い。筋力が足りない。体の使い方が分からない。左右差が大きい。それぞれ必要なアプローチは異なります。


ヨガとピラティスを組み合わせる方法もありますし、パーソナルトレーニングでフォームを確認する方法もあります。


「柔らかい=姿勢がいい」ではありません

ヨガを長く続けている方の中には、とても柔軟性が高い方がいます。しかし、柔らかいことと、良い姿勢であることは、必ずしも同じではありません。重要なのは、必要な場所が必要なだけ動き、その動きを自分でコントロールできることです。柔らかすぎて支えられない場合もあれば、硬すぎて別の場所が代わりに動いている場合もあります。


柔軟性。筋力。可動域。動作。姿勢改善では、これらを総合的に考える必要があります。


「姿勢矯正」とは、形を固定することではない

姿勢矯正という言葉から、「骨を正しい位置へ戻す」イメージを持つ方もいるでしょう。しかし日常生活では、私たちはずっと同じ姿勢ではいられません。


歩く。座る。振り返る。しゃがむ。腕を上げる。大切なのは、ひとつの「正しい姿勢」に体を固定することではなく、必要に応じて自由に動けることです。


猫背になること自体が悪いのではありません。猫背になったあと、自分で自然に戻れる。反ることもできる。ひねることもできる。そうした動きの選択肢があることが大切です。



ヨガやピラティスの効果を生かすために「動ける体」をつくる

ここまで読むと、「ではヨガやピラティスをやめたほうがいいの?」と思うかもしれません。逆です。せっかく運動するのであれば、その効果を生かせる体をつくることを考えてみてください。


背骨が動く。肩甲骨が動く。股関節が動く。呼吸ができる。その状態でヨガやピラティス、筋トレ、パーソナルトレーニングを行えば、さまざまな動きを行いやすくなります。


整えることと、動かすことは対立するものではありません。組み合わせることが重要です。


銀座・アムリタラボラトリーの背骨リメイク

アムリタラボラトリーでは、猫背や肩こり、姿勢の悩みに対して、肩だけ、腰だけを見るのではなく、背骨と筋膜を含めた全身の状態から考えています。


背骨リメイクは、脊柱関節へのアプローチと筋膜リリースを組み合わせた施術です。既存記事でも、肩や首の表面だけでなく、背骨や姿勢を支える筋膜のバランスに着目することを施術方針として説明しています。


ヨガをもっと気持ちよく行いたい。ピラティスで正しいフォームを取りやすくしたい。筋トレをしているのに肩や腰ばかり疲れる。猫背を意識で直すことに疲れた。


そんな方にも、まず「今の自分の体がどのくらい動いているのか」を知っていただきたいと考えています。


運動している人にこそ「整える」という選択肢を

ヨガもピラティスも、パーソナルトレーニングも筋トレも、素晴らしい習慣です。けれど、たくさん運動すれば必ず姿勢が整うわけではありません。


猫背。肩こり。腰痛。それぞれを別々に追いかけるのではなく、なぜその場所へ負担が集中しているのか。一度、体全体から考えてみてください。


ストレッチしても戻る。運動しても肩がこる。姿勢を正そうとすると腰が疲れる。そんなときは「もっと頑張る」前に、動きやすい状態へ整えるという選択肢があります。


アムリタラボラトリーの背骨リメイクは、運動の代わりではありません。自分の体を、もっと上手に使うための美容整体。ヨガやピラティスを続けている方にも、運動を始める前の方にも、自分の姿勢と背骨を見直すきっかけとしてご利用いただけます。


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